お金で絶対失敗しない7つのヒミツ


ものには値段がさまざまあるように、家の値段もにもさまざまあります。ただし日頃買う食べ物や洋服なら、
「ものの良し悪しに見合う値段か?」などが経験上わかりますが、家はそうはいきません。
なぜなら家を建てるのは、ほぼ誰もが一生に一度。つまり、初めてにして最後の買い物となるからなのです。
買うチャンスの極めて少ないもの、その値段が適正かどうかなんて、なかなか見極められるものではありません。
そこでまずは、『家の値段』の見方を身につけましょう。
ポストに投げ込まれてくる住宅会社のチラシに、例えば「坪27.5万円〜」と書いてあるとします。家の値段が単純に「坪単価×坪数」なのであれば、上のような価格で家が建つことになります。
「思ったよりも家って安いのね?」そんな印象を持つかも知れません。

しかし、「坪単価×坪数」ではじき出された価格はなんと、建物本体のみの価格なのです。
しかも「建物本体」とはいっても、各住宅会社の考える「必要最小限」の建物なのです。これを標準仕様と呼びます。

標準仕様は各社の考え方によってさまざまで、「ぜいたくや装飾をそぎ落してあるけれども、ごくふつうに人の住める家」レベルの物もあれば、単に「雨露をしのげる」レベルのものを標準仕様と呼んではばからない悪質な会社も、ないではありません。バルコニーや玄関、二階建てなのに階段が別料金など、私たちの通常考える「建物」とは異なることも少なくはないのです。このような別料金の部分を、標準仕様に対して「オプション」と呼びます。

まずは、「坪単価×坪数」の値段だけではなく、ほかの費用がかかるものを覚えておきましょう。
結果として建物本体の価格に数百万円をプラスにしないと実際に住める家にはならないものなのです。

実は住宅の価格の表示には一定の決まりがありません。値札に何を書こうと勝手なので非常に厄介。
「坪単価×坪数」で建つと思っていたら、予算を大幅に越えたり、無理なローンを組んで泣く泣く売却…
とならないよう気をつけなければなりません。
そのために、家づくりは「総額」ですべて発想したり検討したりすることです。せっかく建てるマイホーム。台なしにしないように、「価格表示のマジック」に惑わされない目を養いましょう。住宅会社へ「総額=引き渡し価格」をたずね、比較検討するのが一番です。


 

家を建てるための予算を試算する前に、最も大切なのは「今の自分達の家計を知る」ことです。
家計チェックをせずに家は建てるな!とその道のプロが言うくらい、大切なのです。
新居を建てた後には、以前は考えもしなかった出費があります。例えば水道光熱費は、アパート時代の比ではありません。また固定資産税もかかります。まずきっちりと収入と支出の実態を知るため、家計簿をつけて数カ月の平均値を出しましょう。
車の保険や、税金の一括払い等、年に1度の出費ものは、月にならして記入することを忘れずに!